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よくご質問があることの話

今回はよくあるエアストリームのサイズについての話です。

最近のモデルとこの内容では1980年より前のビンテージ系に絞ってのお話をさせていただきます。

エアストリームは年代によってもですが15~16ft・17~18ft・18~20ft・21~23ft・24~25ft・26~27ft・28~29ft・30~31ftあたりに大雑把に言うと区分されます。

基本的に新しくなっていくほど同じ名前だったモデルが長くなっていく傾向ですね。

例えばTrade Windというモデルは最初24ftでしたが、70年代に25ftになっています。

そして80年代に入って34ftやそれ以上のモデルがあったりします。

『1ft』は約0.3mなので起きたいスペースに合わせてモデルを選んでいただければと思います。

リアバンパーとヒッチ部分(Aフレーム)部分で3ftなので、ボディ自体のサイズは表記マイナス3ftで

計算していただくとサイズがわかりやすいかもしれません。

先日もお問い合わせいただいた方は31ftだとスペース的に置けない。でもなるべく長いのが欲しい。

ということで29ftをお問い合わせ頂きました。

幅に関しては70年代までは8ft以下でしたが、その後8ft5inとなり、

アメリカでのノーマルモデルは日本では車検が取得できない車両になりました。

なので、置きで使用してなるべく広い車両をってことであれば比較的新しい80年代以降もありです。

また、アメリカの相場的には外観がきれいなのも大事なのですが、

やはりキャンピングトレーラーとして使用できることが高評価(=高価格)の一つの目安になります。

なのでキッチンや家電がちゃんと動くものは価値が高いです。

日本では中身はいらないけど外装は綺麗なものが欲しいといった要望も多いのですが、

外装がきれいな車両って「レストア途中に諦めた。」なんて車両を除くとほとんどが内装も綺麗に

維持されていたり、リフォームされています。

なので、外装がきれい=高いといった傾向が高くなります。

なので、画像のような外側仕上げ済み、中もすべて撤去でリフォーム済みは珍しいです。

もちろん、大きな損傷でなければ、DIYや建設関係の方は自社で直すといった選択肢もあるので、

それなりの状態の車両を安く買ってあとは自分たちでっていうのも大いにありです。

特に70年代のパーツは結構入手しやすい(補修用のリプロも多い)ので

今の為替レートでも400万弱くらい、あるいはそれ以下で車両が手に入ることも十分可能性があります。

ただし、スモールビンテージと呼ばれるような20ft以下の車両はそもそもの生産台数が少なく、

希少価値も高いのでもっと高くなります。

たまに掘り出しモノもあったりするのですがそれは宝探しのようなものなので、

即決で購入されるか、相場相応の価格で購入するかといった感じになります。

ちなみにエアストリームライフではなるべく下記の点を気を付けて仕入れを行っています。

USセール情報の車両はお客様が現物を見て買うことが出来ないので特にです。

・購入後かなりの補修・改装作業を行う必要のある車両は避ける。

これは一見車両が安くても、外装で高額な修繕費用が掛かってしまったりすることを避けるためです。

内装に関してはお客様のご要望で改装費用が変わるので極端に程度の悪い車両は仕入れないようにしていますが、外装に関しては窓が無い、外装パネルの大規模な補修が必要、ドアも要交換となってくると結果そこそこな金額になってしまったりするので選んでおりません。

また、アメリカセール情報の車両についてもエアストリームライフでは横浜通関渡しでの金額を掲載しております。正直全米の情報でいえばもっと販売情報はあります。

しかし、アメリカ中部~東部の車両となると、車両は安くても輸送費がかさみます。また、ビンテージ車両の場合輸送時の故障、トラブルのリスクも高くなるので、結果日本に持ってきたときの価格が程度の割に・・・となるのでエアストリームライフではアメリカ西部の車両をメインにご案内しています。

・輸送できる車両を選ぶ

これも上記と同じような理由ですが、動かすのに難ありな車両は当然その価格も安いです。

仮にお問い合わせいただいたとしても、タイヤやホイールを変え、アクスル(車軸)も交換、最悪ケースだとアメリカでフレームオフして修繕後なんてなってくる可能性があります。となるとせっかくお問い合わせ頂いても結果高くて無理。なんてこともありうるのでお互いの時間を無駄にしない為にもそのような車両は外します。

・ちゃんとわからない車両は買わない(売らない)

これも大事なことだと思っています。アメリカで個人が売却する場合など、モデル名や年式などをちゃんと把握していなかったり、モデル名や長さが整合していなかったりすることもあります。

日本で私たちが在庫してある車両をお客様が見て買う場合は問題ないですが、そうでない場合日本に来たら長さが違っていたなんてことがあったら目も当てられません。

また、時折日本でも正確なモデル表記がなされていないまま販売されていることもありますが、その辺を分かっていない専門店から買いたいでしょうか?

例えば長さの表記が無かったとしても年式とモデル名から全長などは判別できますし、補修部品なども判別できます。

当然の事かもしれませんが、意外とよく聞く話です。

また、弊社ではお客様に深い知識は求めておりません。

もちろん、この年式のこのモデル!ってご要望も対応しますが、

長さがこれくらいで、外装のポリッシュの有無、内装の状態の希望、ご予算などを教えて頂ければその中でご要望に近いものをご案内させていただきます。

お気軽にお問い合わせください。

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